スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小ネタ・snow snow white day

Category : 日記
こんにちは、紺乃です!
こんな時ですが、会社の人たちからホワイトデーのお返しを今日いただきました(*^_^*)
でも気が滅入りそうな今日この頃なので逆にとても嬉しかったです。
こんな、みんなが大変な時に、そんなことをしてくれるみんながもう大好きです(;_;)

不謹慎なことも百も承知!
でも、紺乃の今日みたいに、もしかしたら少しでも心が温かくなってくれる人もいるかもしれない、と思って小話ですがupさせていただきます。
こんな時に…思われる方もいるかと思います。だけど、ほとんどいないかもだけど、ひとりでも心が温かくなってくれたらいいなと思います。


続きはmoreより、










うう、寒い。
今日は委員会があったから、あたしひとりの帰り道。
2月より陽は高くなって春が近づいているとはいえ、まだまだ空気は冷たい。
あーあ、こんな時アイツがいれば、この寒さも違うのに…この寒さのせいなのかいつも待っているのは気まぐれなのか、今日はいない。
委員会が終わって教室に戻ってみれば、誰もいなくて。
帰ったら思い切り意地悪してやろう!
冷たい手でほっぺたを触って、話しかけてきたって無視して、抱きしめさせてなんかやんないんだから!
……………………
「……乱馬の、ばか…」
はあ…
口に手を当てて、息を吐き出す。
そんなこと言って、あたし、結局乱馬が恋しいだけなのよね…
あたしの、ばか。
"待ってて"
そうひとこと言えば、乱馬は待っててくれたでしょ?
あ。
「…雪……」
ちらり。
音も無く、白い雪があたしの目の前に舞い降りてきた。
「寒いわけだわ…」
「よっ! あかね!」
「!」
近所の公園に差し掛かって、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「乱馬…」
「やっと帰って来たな。」
あたしが足を止めると、乱馬は公園から出てきてあたしの前に立つ。
街灯の下で、さっきまでよりはっきりと彼が見える。
「……ばか、」
じわり、涙が溢れてくる。
「うえっ!? おい、な、何で泣いて…っ?」
「あんたがいきなり現れるからでしょお?…」
ぐすっ、と鼻をすすりながら、あたしは乱馬を責める。
「…何でだよ……」
「あたしが寒いのに、いなくて…急に出てきて、何なのよ…」
乱馬の胸に額をこすりつける。
「…悪かったよ、待っててやらなくて」
ぎゅとあたしを抱きしめる乱馬から、やっと謝罪の言葉。
「遅いわよ、ばか…」
「お前ね…俺が謝ってんのに他に言うことねえのかよ…」
「ないもん、ばか…」
「…………、」
「ばか…りがと……」
「ったく、ホントいつまで経っても素直じゃねえんだな。」
「よけーなお世話よ…」
「んなこと言ってっと、やんねえぞ?」
「……え?」
何を、
と聞く前にあたしの口は乱馬のそれで塞がれた。
じわん。
胸に、熱が帯びる。
とくん。
心が、温かくなって満たされていく。
ぎゅって抱きしめられてキスされて、寂しかった心が解けていく。
「ホワイトデーのお返し。」
「……ありが、と…」
キスの後には、白い包み。白い箱にシルバーのリボンが掛かっている。
それをあたしは乱馬から受け取る。
「開けていい?」
「ああ、」
まさかお返しを貰えるなんて、思ってもいなかった。
「……う、わぁ…」
包みを開けると、中から出てきたのは白い手袋。
「こないだ買ったコートに合うと思ってな…」
「乱馬、ありがとう。暖かい…」
手袋をはめて、それに頬を寄せてありったけの笑顔を彼に向ける。
「ああ…」
「雪が降っても、寒くないわ」
「ってか、本格的に降りそうだから早く帰るか」
「ん、そうだね…」
あたしってば、現金にもほどがあるわ。
だって、ホントは乱馬が現れた時、あたし嬉しくて涙が出てきたんだもの。
本当は怒ってなんていないの。
そこに、ホワイトデーのお返しなんて、

――なんて、サプライズ。
最高の、
snow snow white day――……

非公開コメント

  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。