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mixture act27

Category : SS-mixture-
お待たせしてしまってすみません!
もはやコンスタントにうpれていないせいで、うpするお話が一体何話目になるのかここ最近いつも確認しているばか紺乃です…orz
紺乃じゃなくてもう馬鹿乃とかにマジで改名したほうがいいかもしれませんとか最近特に思います。

本編は畳んでいますので^^







がやがやとした物音と話し声で、あかねは目を覚ました。
目をこすりながら辺りを見回せば部屋は薄暗く、夕陽が差し込んでいる。
――あれ? ソファーで寝ていたはずなのに…
ぼんやりと思考を巡らせつつ、ベッドからそっと抜け出して、隣のダイニングへ続くドアを開ける。
「あ、あかね!」
そこには買い出しから戻ってきた乱馬たちがいて、楽しそうに各々野菜を切ったり食器などの準備をしたりしている。
「もう大丈夫なの?」
こちらに気づいたゆかが近寄ってくる。
続いてさゆりや真之介や大輔、宏らがあかねを囲うように集まってきた。
「うん。おかげさまで」
にこりと笑みを浮かべ、彼女はそれに応える。
先ほどまでの気だるさは、睡眠をとったおかげか、今はない。
「…え?」
と、大輔と宏をかき分け、最後に乱馬がやってきた。彼の表情は、何故か固い。ともすれば、怒っているようにも見える。
「……」
ずいっと彼が顔が近づけてくる。
「きゃっ」
いきなりのことに驚いて、思わず目を瞑る。
その後に来たのは衝撃ではなく、額と額がが合わさる感触と、その温もり。
額が離れると、今度は頬に手のひらが添えられる。
「うん、熱もないし、顔色も戻ったな」
「……」
そろりと目を開けると、視界いっぱいに乱馬の笑顔があった。
「良かったな!」
「うん…」
彼にそっと頭を撫でられるが、気恥ずかしさで直視できず、思わず視線を伏せてしまった。
まさか、額と額を合わせられるなんて思っていなかったし、周りには――
「らーんま♪」
ほら、やはり。
「なんだよ、…って、うわっ! マジで何だよ、お前らその顔!」
乱馬はぎょっとしたように、にやにやする大輔たちから後退る。
「いやあ、らぶらぶっぷりを見せつけるなあと思って」
「は!? ななな何言ってんだよ! 俺とあかねはそんなんじゃ、」
思いきり親友からからかわれ、乱馬はしどろもどろに否定しているが、いつもの彼と違い、明らかに動揺している。
そんな彼を、あかねは今まで見たことがない。
「乱馬、どういうことか!」
今まで少し離れたところにいたシャンプーには詰め寄られているし――
「さり気なくべたべたあかねちゃんに触りやがって、この変態!」
「だから! 違う・っつってんだよ!」
その場の空気に耐えきれなくなったらしい乱馬が、とうとう真っ赤な顔で叫び出した。
「くすくす」
可笑しくて、そんな乱馬が少し可愛くて、あかねは思わず笑みを漏らす。
「あっ! あかねまでっ!」
「だって、乱馬ってば、あはははははっ!」
「くっそー…」
笑われたことがよほどショックだったのか、乱馬は肩を落として拗ねたようにひとりシンクまでとぼとぼと離れていく。
「それより、おめえら! さっさと鉄板と炭の用意しやがれ!」
何をするのか次の行動を見守っていると、近くにあったフライ返しを手に取り、それをびしっ!とこちらに突きつけてきた。
…明らかに拗ねているのが、わかった。
「へーへー、そいじゃあ邪魔者は退散するとしますか」
宏は面倒そうにおざなりな返事を返すと、乱馬とあかね以外をデッキに出るように促す。
「乱馬、話はまだ終わてないね!」
「飯食って力蓄えた後で乱馬のヤツとっちめてやろうよ、シャンプーちゃん」
「じゃ、俺たちはコンロとか設置してるから、あかねちゃんと食材はよろしくな!乱馬よ」
「さっさと行け!」
未だに拗ねたままの乱馬は手でしっし!という仕草で大輔たちを外に追いやっている。
「あかねちゃん、乱馬のことよろしくね。あいつ、普段はそんなことないんだけど、一度ああなると面倒臭いから」
「え?あ、ちょ、大輔く…!」
こっそりと耳打ちされ、大輔を呼び止める間もなく、彼はあかねたちに背を向けてデッキに出て行ってしまった。
「…大輔のヤツに何言われたんだ?」
「あっ、えっと…」
まさか言われたことをそのまま言えるはずもなく、あかねは口ごもる。
「ま、大体想像つくからあんま気にすんな。それより、おかゆでも作ってやろうかと思ってたんだが、食欲とかどうた?」
「あ、うん!お昼も少な目だったし、お腹空いちゃった。だから、おかゆじゃなくても大丈夫。普通に食べれるよ!」
「そっか」
その言葉に安心したのか、乱馬の表情が先ほどまでと違いいくらか和らいだ気がするのは気のせいだろうか?
「ご飯は何作るの?」
「ん?バーベキュー。俺が腕によりをかけて焼いてやるよ。どこで食うよりも美味いぞ」
「うん、期待してるね!」
気のせいでもいい。
乱馬が心配してくれていた事が、あかねにとって申し訳なくも嬉しかった。




だらだら~と進んでてすいません。
次は食事後に花火です花火!
イベントをちまちま描写していきます。
その中の小さな出来事で、彼や彼女の小さな気持ちの動きが見られ…るかもしれません。

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