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未来編

Category : ネタ・小話
ぱっと頭に浮かぶと、早いです(笑)
いつもは断片やシチュエーションが思い浮かんで創作に入るのですが……



そんなワケで合い言葉はいいパパにいい旦那です(笑)

畳みますので携帯の方お気をつけください。
びたーん!
「う、…」
勢い良く転んで、何かを溜め込んだように一瞬息を吐いた。
「うわーん!」
案の定、次の瞬間に大声を上げる。
「ちょっと、何やってんのよ!」
そこに追い討ちをかけるように容赦ない言葉が降りかかる。
その言葉に一旦泣き止むが、また新たな涙を溜めて一段と大きな声で再び泣き出す。
「どうした、あさひ。」
俺はひょいと転んだまま泣き続けるあさひを抱き上げる。
「ぱぱぁ…!」
「なんだよ、」
俺の顔を見ると何故かまた泣き出す。
「ほんと、あさひはなさけないんだから!それに、パパじゃなくて"おとうさん"でしょ!」
「うっ…ひっく…ゆうたん…」
「厳しいなあ、ゆうひは」
泣きじゃくるあさひをあやしながら、ゆうひの言葉に苦笑する。
一体どこで覚えてきたんだか、双子の片割れ、ゆうひ(女の子)は口は達者でちょっときつくて気が強くて――素直じゃない。そして俺が抱いてる未だに泣き止まないあさひ(男の子)は見ての通り気が弱くて泣き虫で甘えただ。
こいつらが生まれて、3年。
小さな騒動は日常茶飯事だが、日々は概ね平和だ。
「よう、乱馬!」
そんなある日曜の昼下がり、突然の来客があった。
「おっ、良牙じゃねえか!久しぶりだな」
「あっ、ふーがくんだあ!」
ずっとあさひにお小言をくれてたゆうひは、それまでのことをすっかり忘れたように、良牙の息子――風牙に一目散に走って勢い良く抱き付く。
「うわっ」
勢いがつき過ぎて、そのままふたりは折り重なってごろごろと2回転して止まった。
「あかりちゃんも久しぶり」
「ご無沙汰してます」
「って、あれ? その腹もしかして」
「はい、ふたりめの子が」
隣にいた奥さんのあかりちゃんに挨拶してふくよかな腹に気づくと、やはりふたりめを身ごもったそうだ。今7ヶ月だそうだ。
「ふーがくん♪」
「ところで良牙。」
「ん? どうした乱馬」
俺は笑顔を貼り付けたまま良牙の肩をぽんと叩く。
「お前の息子、ゆうひから離れさせろ」



「ゆうひは本当に風牙くんが好きね♪」
呑気にあかねは風牙にべったりなゆうひを見つめて微笑む。
「うん、だいすき! ゆうひね、おっきくなったらふーがくんのお嫁さんになるの!」
あかねの言葉に満面の笑みで、ゆうひはとんでもない事を言い出した。
「なっ…!? 駄目に決まってんだろ!」
誰より慌てたのは勿論俺で。
「ええー、なんでえ?」
ゆうひが口を尖らせる。
「何でって当たり前だ。それにお前、前は『パパのお嫁さんになる』って言ってたじゃねえか」
「今からこれじゃ、将来大変だな…」
呆れたように良牙が嘆息する。
「てか、俺が認めた男じゃなきゃ、ゆうひはやらん。」
「おとうさん、かんがえかたふるすぎ!」
「なっ…!」
「ふーがくん、あさひ、こんなわからずやなおとうさんなんかほっといて、こうえんいこ!」
「うん!」
ゆうひはぴしゃりと俺に言い放つと、ぷいとそっぽを向いて、ゆうひは風牙と居間を出て行っちまった。
「あ、ゆうちゃん、ふーくんまってえ」
その後を慌ててあさひが追いかけて行く。
「……」
「乱馬?」
ぽんと良牙に肩を叩かれた俺は、娘に言われた言葉がショックでくずおれた。



「ゆうちゃん、ふーくんまってええ」
ぼくは、あさひ。
いま、いもうとのゆうちゃんとおともだちのふうがくんとこうえんにいくとちゅうなんだ。
だけど、ぼくおそいからゆうちゃんにおいていかれちゃうんだ。
「あさひってばおそいのよ!」
「だってえ」
ちがうよ。ゆうちゃんとふーくんがはやいんだよ。っていったらゆうちゃんはまたおこるからいえないけど…
あれ?
ゆうちゃんがきゅうにたちどまる。
「ほら!」
かたっぽはふーくんとつないでて、つないでないほうのゆうちゃんのおててがぼくのめのまえにきた。
「ありがちょ」
ぼくはにっこりとわらって、ゆうちゃんとおててをぎゅとにぎる。
えへへ♪
ゆうちゃんはぼくのこと"なさけない"てすぐおこるけど、でも、ほんとはとってもやさしいおんなのこなんだよ!
だから、ちょっとこわいけど、ぼくはゆうちゃんだいすきなんだ。



「ねえ、乱馬。」
「ん?」
「あのこたち、遅くない?」
時計を眺めながら、あかねの眉尻が下がる。
「んー? どうせまたゆうひがあさひと風牙連れ回してるんだろ」
俺は大して気にもせず茶をすする。
「ねえ、迎えに行ってきてよ」
ホント、心配性だなあかねは。
大体まだ4時半だ。この時季のこの時間はまだ大分明るい。
「でも……」
「ったく、仕方ねえなあ…」
俺は嘆息しつつ、子供たちを迎えに行くために立ち上がる。
「お願いね」
あかねも立ち上がって、俺の後を付いてくる。
「んじゃ、ちょっと行ってくるな」
「う――んっ、」
居間の入口で振り返って、軽くあかねにキスを落とす。
「……ちょっと、いきなり何すんのよ」
唇を離すと、真っ赤な顔したあかねから抗議の声が上がる。
「何って、出かける前のちゅー」
「り、良牙くんとあかりちゃんの目の前でしょ…!」
…あ。
やべ。すっかり忘れてた…
小声で咎められ、俺はそこで良牙とあかりちゃんが来ていることを思い出す。
「――乱馬、貴様……」
低い声に視線を移すと、俯いて声を押し殺した良牙が目に入る。
って、なんか雰囲気がヤバい気がするんだが……
「なんという破廉恥なっ!」
「うわっ! じゃあ、行ってくるな!」
いきなり飛んできた良牙の拳を避けつつ、俺は逃げるように家を出た。



「わんっ!」
びくうっ!
「ゆうちゃん、こわいよぅ」
ぼくはなきながらゆうちゃんのふくをぎゅとにぎりしめる。
「な、なさけないわよっ、あさひ…」
「だってこのわんちゃん、とってもおっきいし、きょうぼうだって、みくちゃがゆってたよお~」
ママがしんぱいするからおうちにかえろうとしたら、こうえんのいりぐちにおっきいわんちゃんがすわってて、わんっ!っておっきいこえでなくからこわくてこうえんからでられなくなとちゃった。
…ほんと、どうしよう……?
「こ、こんないぬ、あたしのかくとうでいちげきよっ!」
「ゆうちゃんつおいんだね!」
こしにてをあてて、とくいげにゆうちゃんがいうから、ぼくとふーくんはめをかがやかせながらゆうちゃんをみつめる。
「ばうっ!」
「っ!」
こ、こわいよぅ。
いちだんとおっきなこえでなくわんちゃんに、ぼくはみみをおさえてぎゅとめをつぶる。
「ゆ、ゆうひはこ、こわくなんてないんだからねっ! ばかいぬっ!」
ぽろっ。
あれ?
ゆうちゃん、ないてる…?
「――……」
「うっ…ひっ、」
わんちゃんにたちむかいながら、ゆうちゃんがないてる。
ふるえてる。
「こわくないもん!あさひがこわがってるから、ゆうひがまもんなきゃなんだから…!」
ゆうちゃん…
ゆうちゃんもほんとはわんちゃんがこわいの…?
ゆうちゃんはつよいんじゃなくて、つよいふりをしてたの?
…ぼくをまもるために?
「ゆうちゃん、泣かないで」
ぎゅとてをにぎりしめて、ゆうきをだして、ぼくはゆうちゃんのまえにたつ。
「ゆうちゃんは、ぼくがまもる!」
ゆうちゃんはつよいんじゃない。こわいものがないんじゃない。
ぼくがなきむしだから、ぼくをまもるためにつよいふりをしてくれてたんだ。ゆうちゃんはつよくない、ふつうのおんなのこなんだ。
ぼくはおとこのこでおにいちゃんで、ゆうちゃんはぼくのいもうと。だから、ゆうちゃんはぼくがまもってあげなきゃいけないんだ。
「ばうっ」
わんちゃんがまたほえて、ぼくたちのほうにはしってきた。
「わほ~ん!」
わんちゃんがとびあがった。
「っ!」
わんちゃんとぶつかっちゃう!
ぼくはゆうちゃんがけがしないようにゆうちゃんをぎゅーってして、おもいっきりめをつぶる。
どうか、あんまりいたくありませんように…!
「……?」
あれ?
ちっともいたくない。
そろっとめをあけると、
「わんちゃんがねんねしてる…」
ぼくたちにむかってとびかかってきたわんちゃんが、じめんにねころがってる…
「大丈夫か?」
ぼくがくびをかしげてると、ゆうちゃんが
「ぱぱ!」
っていってこうえんのいりぐちにはしってく。
「ったく、このバカ犬……」
「パパ…!」
パパがゆうちゃんをだっこして、あるいてくる。
「うわーん!ぱ ぱあ! うええぇん!」
「お、ゆうひがこんなに泣くなんて珍しいな」
ゆうちゃん、ほんとはとってもとってもこわかったんだよ。だけどぼくのためにがんばったんだよ、パパ。
「あーん、あーん」
「ほら、泣き止めよ。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ」
「あさひも風牙も頑張ったな」
パパがちかくまできてしゃがんで、ぼくとふーくんのあたまをなでなでしてほめてくれる。
「う、うわーん」
ぼくもふーくんも、パパになでなでされたらなみだがとまらなくなって、ないちゃった。
「げっ!おい、お前ら…」
そんなぼくたちさんにんを、パパはちょっとあわてながら、よしよしってやさしくしてくれたんだよ。

「パパ、パパ!かたぐるまして、かたぐるま!」
「ったく、仕方ねえな。」
さっきまで犬が怖えぇって、散々泣きじゃくってたくせに、現金なヤツらだな。
苦笑しつつ、あさひと風牙をそれぞれ右肩と左肩に乗せる。
「ゆうひは真ん中でいいな?」
「や! ゆうひ、だっこ!」
未だに俺に抱きついたままのゆうひは、ぎゅっと俺の服を握り締めてふるふると首横に振る。
「ったく、仕方ねえなあ…」
こうなったゆうひはどっかの誰かに似て、てこでも動かねえ。
まあ、そこがかわいいんだけどな。
「あさひ、風牙、おさえててやれねえから、落ちないようにしっかり捕まってろよ」
「うん!」
「んじゃ、帰るか」
よっ、と立ち上がって、子供たちの話を聞きながら、 もと来た道を歩き始める。
――たぶん家に着く頃には、寝ちまうんだろうけど。

隣にあかねがいて、こいつらがいて。
小さな騒動も喧嘩も相変わらずで。
だけど、俺たちの毎日は、得がたいもので溢れている――




はい!
ぼやんと浮かんだ内容を描写しただけなので、どういう風に文を締めるかまったく考えておらず、なんだか中途半端な文章ですみません。
もはや文章といっていいのか…orz
書きたかったのはツンデレ傾向の長女と気の弱い長男、だけどその長男は成長するにつれ乱/馬そっくりになっていくんですが、それはきっかけがあって、それが今回の公園での守って守られての出来事が元で長男が「妹を守らなくちゃ!」って思うようになって男の本能を目覚めさせ(笑)、だんだん男の子として成長していくんです!
中学行く頃には女の子に人気者に←。妹は言わずもがな、ですw
あとサブ設定(?)とかもあって、年頃になって『告白されない私は可愛くないからモテナイ?』って妹が不安になるんですね。だけど告白されないんじゃなくて、妹に告白しようとする男の子をおにいちゃんが強制排除しちゃってたりとか、ね^^
ありきたりな設定だしパターンだけど、乱あJrって考えただけで紺乃の頭とおなかはいっぱいになれます←www
はじめはこれぽぽぽぽーんって思いついたときに『いっそこれの話を膨らませてもう一冊本作っちゃう?』とか思ったりもしましたが、結局らぶけあ本を落とすことにもなりかねない匂いがしてきたので最初に思いついたとおりこっちに子ネタとしてupしますw

文面はともかく、本人はとても楽しんで書きました。
他の方にも楽しんでもらえたら嬉しいなv

あ、ちなみにゆうひくんの一人称がすべてひらがななのは仕様ですv
三歳児なのでひらがな、表現も三歳児?ぽくしていますーv

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